すずりん日和

一ヶ月前にぎっくり腰をやってほとんど、動けなくなった母。
そのぎっくり腰がまだ良くない母をショートステイ
（短期宿泊）に預け
２週間ほど前、ある所に行ってきました。

そのある所の話は、また今度にして
母を預けるのに、ひと苦労だった話です。

ショートステイやデイサービスなどを、利用したことがある方は分かると思いますが、初めて利用する施設は事前にそこの施設の方と打ち合わせをします（写真は持ち物）（まだ他にもありましたが）

利用者（うちの場合は母）の日常生活の様子や、施設への希望、持ち物、送迎の時間帯とか、約１時間位掛けて打ち合わせ。
それが終わると本人（母）と対面して、安心するように少し話をして行きます。

施設の方　　　　「○○さん、お待ちしてますからね〜」
母　　　　　　　　「私が行くのは大変だから、あなたがここに来て泊まって行って下さいよ」
施設の方と私　「？？？」
母　　　　　　　　「部屋は空いてるから、大丈夫だから、泊まって行って」
施設の方も言われて困っています。
私　　　　　　　　「おばあちゃん、それは出来ないんだよ。おばあちゃんが行って、みんなと楽しくご飯食べたり、
　　　　　　　　　　お風呂に入れてもらったりするんだよ」
母　　　　　　　　「そうかねぇ、でもわたしは動けないしねぇ、泊まって行ってよ」

この押し問答をしばし。
母は行くのが嫌なんです。
腰がまだ痛いのと、元々うちから離れて、施設に日帰り（デイサービス）で行くのさえ好きじゃない。
それなのに、泊まり。
だから、聞き分けのないことを言います。

こんなことは想定できたこと。
だから、あまり早くそのことを話しておくと、ずぅ〜っとそのことばかりが、頭から離れなくなって
毎日毎日、私はその話を聞く羽目になる。
と言うことで、今回は出掛ける前の日に話しました。

押し問答をしている時、「あぁやっぱり行くのが嫌なんだね」と心の中で泣けてきました。
「でも、おばあちゃん今回だけは我慢してね。ごめんね。」と心の中で。

ここに至るまで、何度もやめようかとも考えたけど
今回は大きな意味があることだからと、自分に言い聞かせ、次の日出発しました。