すずりん日和

鷹匠町の「寿々喜」（喜は本当は七が三つのき）へ行って来ました。
こちらのお店を知ってから３年越しでやっといけました。
社用族や食通の方々が主に行かれるようで
私には　ちょっと敷居が高く　
でも今回一緒に行ってくださる面々がいて夢が叶いました
（大袈裟ですがその位行きたかったのです）

イメージでは木造の昔からの一軒家だったのですが
ビルの１階で綺麗な趣きでした。
中に入るとこれまた　いい意味で期待を裏切られ
（４回程行かれた方に　ものすごく狭いわよ　と聞いていたのです）
８人用の個室に通されました。

本来ならカウンターに陣取って　親方の手捌きを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　堪能したいところだけれど　熟女５人という事で個室。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八寸は　マスカットのみぞれ和え、秋刀魚遊庵焼、だだちゃ豆吸い物は鯛の頭が入って、出汁が効いた逸品です。　
お造りは気が付いたらお腹の中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮪、アオリイカ、鰈、蛸
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮪以外は焼津の地物　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真は花鯛の若狭焼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　添えてあるさつま芋や茗荷にも手抜き無し
夏野菜の冷し鉢
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　月並みですが本当に一つ一つの素材が大事にされてます。
久能のめごち、車海老、蓮根、ズッキーニ、獅子唐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藻塩で頂きました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　揚げ物はやっぱりカウンターで揚げ立てを頂きたい。
もずく酢　生姜の効かせ方がいい具合
こちらは　冷酒の品揃えが抜群でした。
最初は生ビール。レーベンブロイでした。
普通中々置いてないですよね。
その後冷酒を頂きましたが　国香純米吟醸、喜久酔純米吟醸、志太泉大吟醸ここまでは静岡のお酒ですが、一つだけ九頭龍のとびっきりのを飲んでみました。
みんなで利き酒ごっこです。
一品一品　料理もお酒もああだねこうだね　と話しながら頂くのは至高の喜び。
お酒に酔い　料理に酔い　おしゃべりに酔い　いい気持ちです。

卵雑炊
抹茶アイス

途中嬉しいハプニング
もずく酢を食べ終わったところで女将さんが
「あちらのお客様からです」と。
赤むつの肝と卵のゼリー寄せ
絶品です！

思わず「美味しい～！」と唸ってしまいました。
私　肝や魚卵好きなんです（コレステロール対策であまり食べませんが）


カウンターに先に座っていらしたお客さんが
一緒に行ったメンバーの一人と知り合いでした。
ラッキーです♪

と、まあこんな感じの大人の食事会でしたが、今度行く機会がもしあったら
是非カウンターで親方と話しをしながら、頂いてみたいものです。

これぞまさしく和食
ちなみに親方は関西の神田川先生に付いて修行なさったそうです。
料理もお酒も堪能し切った一夜になりました。