すずりん日和

この闘病記を書き始めた時は
まさかこんなに長くなるとは夢にも思っていなかったのに
すでに６月に入ってしまいました。

最近はそれでも両手でキーを打てるように少しはなったものの
右手がまっすぐ伸びず、肩も上がってしまう為
ちょっと長くなると痛みが出て、思うように記事も書けません。
撮り溜めたお店の写真やお料理なども記事にするまでには至らず
どんどん溜まる一方。

今日の診察時に先生からも
まだ半年や１年は覚悟したほうがいいようなことを言われたので
余計がっかりです。
とにかく痛みが出ないようになればあとはリハビリを死に物狂いでやればいいのだから。（６月２日、記）


６月１日（水）
母の掻き傷や大騒ぎだった巻き爪も一段落し、ほっと一安心。
私も１日用事がなかったので、のんびり過ごす。
痛みも楽な１日のはずだったのに
夕食後、久し振りのズキズキが襲う。
連休あたりを最後にずっと来なかったこの痛み。
長い時間ではなかったけれど
まだこんな痛みが来るの・・・
いい加減にしてもらいたい。


６月２日（木）
リハビリ４回目。
先週のリハの時は辛かったが、今日は先生もかなり気を使ってやって下さった。
ちょっと痛い顔をするとやめましょうねと
かなりゆるくやってくれて楽だった。
肩の痛みも楽だったので
お昼は末廣寿司さんへ。
同僚、友人と一緒の時はイタリアンへ行くことが多いのでなかなかチャンスがなく
しかも一人で行く機会もよほどでないとないので思い切って。

夕食後、ほんの少し二の腕にズキッと来たが
今日くらいの鈍痛ならとても楽に過ごせる。



６月３日（金）
騙し騙し使っているこのＰＣもあまりにネットに繋がりにくくなって
発注作業も進まないのでランケーブルを買って来て繋げてみたけれど
たいして無線ランで飛ばしていた時とさほど変わらない。

夜寝る前になって肩先がズキンズキン痛む。
今日はほとんど大したことしていないのに・・・


６月４日（土）
１日のうちでも起きてしばらくと
夕方から夜寝るころまでが痛むことが多い。
今日は梅雨の晴れ間で冬物を洗濯。
物干し竿に手が伸びず、何とか四苦八苦して干せた。
夕ご飯も久し振りに３品作った。
何しろ包丁を長く使えないのでここずっと１、２品がいいところ。
それに豆腐とか、もずくとか、切らなくてもいいようなものを添えるだけ。
シュガーの簡単に食べられるものや
お惣菜を買って来たりもするけれど
総じてお惣菜は味が濃いものが多くて閉口する。

歯の一件があって以来、余計意識するようになり
食い縛りが酷くなってしまった。


６月５日（日）
先月に続いて主人は休日出勤が続いている。
今までテレビをのんびり見るなんてことも殆んどなかったのに
仕事や用事がない時は
なるべく何も考えず好きそうな番組をのんびり見るように心がけている。
今日もそんな１日。

そんな中でも時々ストレッチしたりして
身体を適度に動かしているのだけれど
手をグーパーしていたら、左手の小指と薬指の付け根がグーパーするたびに引っかかる。
相変わらず、左手人差し指の第一関節だけギクギクするし
大丈夫か心配になる。
今日もやっぱり寝る前になって肩先がズキズキし出した。
二の腕も痛い。


６月１２日（日）
久し振りの更新です。
ここ１週間はズキズキする痛みはほぼ来なかったと言っていいかな。
今日、主人にも「この頃痛いって言う回数が減ったね」と言われ
「あぁそう言えばそうだわね」と自分でも思った。

家でも痛くない程度に軽いリハビリを思い出してはやっている。
ただいい気になってやり過ぎたり、マッサージも筋肉を動かし過ぎるとてき面にお返しが来る。
でも確実に良くなっていると思う。

最近出来るようになってきたことは
顔まで腕が上がるようになってきたのでメイクが苦痛なく出来る
包丁で以前より切れる食材の種類が増えた
母のお膳を持てるようになった（主人に頼まなくてもよくなった）
脱ぎ着が少し早く出来る様になった（慣れもあるかな）
洗濯物を干す時にピンチに手が届くようになった
熟睡できる時間が長くなった
とにかく痛みが軽くなってきたものだから、落ち込むことが減ってきた。


相変わらず不便なことは
頭まで上がらないのでシャンプーが左手だけ
ブローが出来ない
ヘアカラーが出来ない
運転が左手だけ
掃除機が左手だけだとうまくいかくて腰も痛くなってくる
食い縛りは続いているので抜歯が出来ずマウスピースで当分しのぐ
足首が未だに痛い
こうやって左手に負担を掛けているために左手が時々痛むようになってきた
母を支えることが出来なくて病院へ一人で連れて行けない

こんな状況だけど、とにかく快方へ向かっていることは確かだと思う。




６月１９日（日）
前回の更新からまた１週間が経ちました。

時々背中がぐぐっと差し込むのを除いては
二の腕や肩の痛みは本当に少なくなってきていて
じっとしている時に、しかめっ面をすることもほとんど無くなりました。

まだ腕の可動粋はあまり広がっていないので
無理に動かすと痛みが出ますが。

仰向けに寝ると肩が下がるのでそれはまだ無理。
でも痛いほうの肩を下にしては眠れるようになりましたし
寝入る時は、抱き枕で腕が下がらないようにしているけれど
それも熟睡してしまえば無くても大丈夫なほどになりました。

現在気になることは
右の二の腕のぼこっとした腫れ
右肘のしこり
左手の薬指と小指の付け根の引っかかり
右足首の痛み


この１週間は
母の巻き爪の内出血を毎日観察＆病院
痛くて洗濯が出来ず、ずっと放っておいた冬物を洗濯
これも出来ずにいた主人の作業着の裾上げを７本
冬物と夏物の入れ替え
リハビリ
と、そんなことをゆっくりペースでやってきました。


痛みが減ってくれたおかげで
意識が腕や肩にいかなくなり
身支度するのも億劫でなくなりました。

先週は、前の会社の同期会にも行って来ました。
飲みに出るなんて本当に久し振り。
みんなにはもちろん、
この４ヶ月ほど　もがいていた体験をたっぷり聞いてもらいました。


今日は主人が久し振りに日曜休みだったので
先日テレビと新聞で見た
磐田の川合肥料さんで作った「うまトマト」を買いに行って来ました。
何故わざわざ磐田まで行ったかと言うと
そのトマトは、全国野菜ソムリエサミットの食味部門で見事１位に輝いたからです。
そのトマトはまだ市販では購入できないのですが
今日開催された磐田駅前の「軽トラ市」で販売されると聞いたので。

ですが９：３０から開催で１０分ほど遅くなっただけなのに
結局購入できませんでした。
大行列で商品が足りていませんでしたから。
でも、想像以上の色々なお店が出店されていて
思いがけず楽しい思いができました。



６月２６日（日）
今週のリハビリの時、隣り合わせた方も
肩の症状のようだったのでついつい
「肩をどうかされたんですか？」と聞いてしまった。

その方は鎖骨骨折されて手術したとのことで
その後五十肩のように腕が上がらなくなりリハビリ中だと。
原因は違っても今の症状は私と同じで

お風呂が一番楽なこととか
着たい服を着たは良いけど、脱ぐのに困るとか

経験をした人では分からない悩みが一緒で
そうですよね～と意気投合。

どんなこともそうだけれど
同じ体験をしてこそ悩みや解決法を共有できる。
ちょっと、すっきり。


そうかと思えば
全く肩を痛めた経験はない方だけど
毎週配達で伺うたびに
今週の肩の具合はどうだった？
と忘れずに必ず聞いて下さるお客様がいて

共有とは違う、同情とも違う
理解しようと歩み寄って下さる方もいる。

また聞いちゃうけど、今週はどうだった？と毎週毎週聞いて下さる。
良かったね、ほんの少しだけど前進だね、と言ってくれたり
そうかぁ、それじゃあ大変だったね、来週はいい報告を期待してるよ
と、その時その時で穏やかな表情と言葉で
この数ヶ月支えて頂いた。

聞かれて自分の話をするのもどうかと思うけれど
お言葉に甘えて簡単に１週間の変化をお話しさせてもらっている。

他にも感謝の話は書きたいのだけど
まだまだキーボード打つのも決して楽になった訳ではなくて歯痒い。

ズキズキ痛んでいた時には、この痛みはいつまで続くんだろうか
と言う不安が付きまとっていたけれど
痛みが減った今は、この肩や腕は元通りに上がるようになるのか、とまた違った不安がよぎる。

身体の横から後ろには全く行かないし
前は頑張って４５度くらい。

時々動かない腕をぎゅーっと上げたい衝動に駆られ
癇癪を起こしたくなる。

いけない、いけない。